はんなり小町

趣味の映画や小説について語ります。

Over Drive

映画Over Driveを観てきました。

 

2018年6月公開。

東出昌大さん

新田真剣佑さん

北村匠さん

などが出演されてます。

 

 

 

始まりからカーラリーのシーンで迫力があり、

エンジン音がラリーの疾走感で迫力満載です。

 

 

 

 

ネタバレありです。

 

 

 

 

序盤にラリーをしてるシーンに、エンディングで流れるWANIMAさんのDriveがエレキギター歌無しverで流れるんですが、まずそこで鳥肌が立ちました。

音楽とラリーがマッチしていて疾走感が素晴らしい。

 

劇中に何回もラリーシーンがありますが、

車にあまり詳しくない私も見入りました。

 

ラリーのルールだったり、メカニックの内容だったり、、

何も知らない私でもわかりやすく劇中で説明があります。

 

 

劇中の檜山弟がインタビューで強気にコメントするシーンがあるんですが、

そこでコメント後にマイクカバーを歯で咥えて外し、フって捨てるんですよ。

その姿がかっこよくて、映画観てる時にはあーん♡ってなりましたw

 

 

 

この映画は車のラリーシーンが多いですが、内容としては兄弟の過去だったり

2人ともが過去と葛藤するシーンだったり凄く人間性に溢れるストーリーです。

 

 

檜山兄弟は仲良くないんですよね。

原因は過去に2人が好きになった女性のことです。

劇中で明らかになっていきます。

 

 

終盤に近づいて行く中、それぞれの心境があらわになり

最終的にラリーに対しての思いが団結するのですが

なんやろ、、、

もの凄く感極まりました。

 

Spicaのチームワークがより一層硬いものになっていき、檜山兄弟もマネージャーもメカニックチームもラリーに対する想いが1つになるのが見えて素晴らしかったです。

ほんと終盤はとくに泣けました。

 

 

ラリーでスピードが落としきれずに

ロードからオーバーしてしまいリタイアするコースがありました。

そのシーンではチームみんなが必死に車のメンテナスをしていて

でも直せない。となって、、、

悔しさが観ているこちらにも伝わってきます。

 

別のコースでは前を走っていた車のトラブルがあり、

Spicaの車がその車に直撃して車体ごと海に水没するシーンは

誰もが明日のレースは出れない。

と勝利が目の前に見えているのに諦めなければいけない。

その悔しさ、悲しさがチームみんなに押し寄せているシリアスなシーンも

凄く伝わってきて泣けました。

 

 

そこで檜山兄は直そうと言い、

水揚げしてからメカニックチームが一晩かけて直せるとこは全て頑張って直していきます。

あとは、エンジンがかかればラリーに出れる。

その瀬戸際で何回もエンジンをかけます。

何回も何回も。。。

それでもエンジンはかかりません。

 

 

 

諦めかけて最後にエンジンをかけた時に

なんと、、、反応したんです!

 

その瞬間、更にチームが一つになりました。

 

 

そしてラリーに挑む檜山弟。

兄の声かけにいつも文句を言ってましたが

この時兄は全開で。と声かけをします。

ここで弟は、了解。と笑顔で初めて言うのでした。

 

 

このように信頼関係ができていく所に見てて心動かされます。

 

 

 

マネージャーとして配属された遠藤は、

ラリーに関して無知な女性でした。

カニックのみんなや檜山兄弟と接して行く中で

ラリーに関して勉強し団結していきます。

 

檜山弟は遊び回っていて、振る舞いも派手なものでした。

マネージャーにはクビ宣言をしたり、

言う事を聞かず派手に暴れまくったり、

スポンサーの帽子を被らなかったりと、、、

マネージャーには手に負えない状態でした。

 

しかし最後の方にある会見では

しっかりスポンサーの帽子も被っていて

過去の話をマネージャーにしたりします。

口ではきつい言葉で突き放しますが

ちゃんと心を開いて信頼しだしてたんやなーと

思う節が何点かありにやけました。w

 

 

そしてSpicaは優勝します。

 

 

 

その後、檜山弟は海外で契約をし舞台を海外へ移します。

 

子供の頃によく兄弟で自転車で山道を下っていたのですが、

優勝してから兄弟で昔の頃のように自転車で山道を下って行くのでした。

 

 

 

 

そしてエンドロールです。

主題歌のWANIMAさんのDriveが流れます。

 

またこの曲が素晴らしい。

この映画のために作られたのかなと思うほどマッチング!!

 

 

エンドロールでは映像も流れます。

内容は映画のシーンと撮影風景。

 

エンドロールまで楽しめる良い映画でした。

 

 

 

 

ひとつ気になったのは、、、

 

2人ともヒナと言う女性を好きになって

檜山弟は、ヒナと兄が両思いだと気付いて

弟が告白して振られたときに

兄貴には別に好きな人がいる。

と嘘をついてしまうんです。

 

ヒナはそれが原因で外国に行くのですが、

その際に亡くなってしまいます。

それが原因で仲が兄弟の仲がギクシャクします。

 

 

女性が原因かい。

ほんで、弟が自分のせいとおもうのはわかる。

でもなんで兄まで変わってしまったのかと疑問に思いました。

 

 

 

全体的には素晴らしい内容でした。

 

 

 

20代後半になって、チームの絆的ストーリーに心動かされる様になったなー

 

 

まっけんの肉体が素晴らしいです。

まっけん好きな人は肉体と葛藤の涙シーン、

そして私一押しのあのマイクカバー外してハニカムシーン。

ぜひ見てください!!w